工事前
前面道路が狭小４m、盛り土１mの上に建築されている木造２階建ての解体工事のご依頼です。
現地調査をした瞬間にここは通行止めにしなければ１ヶ月以上の工期がかかってしまうと判断しました。解体工事作業員もそうですが、人手不足による人件費の高騰に歯止めが掛からないのが業界の現状です。
良質な人員が効率よく綺麗に問題なく工事を完了させるには、作業環境に最善を尽くすことがとても重要です。解体工事は段取りでその８０％程度が決まります。
また、工事期間を短縮させることは近隣住民にとっても重要なポイントになります。
工事中
道路を警察に申請し、車両通行止めにすることで解体廃材を積み込みするスペースを確保しました。誘導員をつけて安全に歩行者や自転車の通行路を確保します。
周辺の環境を整え作業開始してから建物が無くなるまで7日間。車両通行止めにしてもやり難い現場でしたが、そこはオペレーターと手元作業員が連携をしてスムーズに作業を進めることができました。
工事後
高さ1m以上ある間知石という石垣の土留も問題なく撤去でき、最後に既存の土が敷地外へ
流出しないように整地を進めていきます。
最後に次に建物が建つであろう場所を３ヶ所試掘調査し、地中埋設物や埋没物が無いことを確認し（深さ２m程度）次の計画がよりスムーズに進む準備ができたら重機を搬出し清掃をして完了です。
